油絵 オイルの捨て方簡単解説

技法一般

油絵を描いていたらオイルを捨てなければいかない場面がでてきますよね。

オイルはどうやって捨てたら良いのでしょうか?

乾性油(オイル)の捨て方は?

揮発性油(オイル)の捨て方は?

ブラシクリーナーの捨て方は?

ここではそれぞれのオイルの捨て方を初心者の方に分かり易く解説します。

油絵 オイルの種類を分かり易く解説

油絵 オイルの使い方超簡単解説

 

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油絵のオイルの捨て方:基本ルール

油絵のオイルを捨てるときはそのまま水に流すという

捨て方をしない、というのが大前提です。

オイル(食用油など)の捨て方は自治体によって違うこともありますので

基本自治体のルールに従ってください。

油絵のオイル:乾性油の捨て方

乾性油(リンシードオイルやポピーオイル)に限らず

不乾性油(サラダ油など)でもオイルは空気中の酸素による

酸化で劣化して発熱の危険性が高くなることが報告されています。

オイルは紫外線にあてたり加熱することで徐々に

劣化していき、新品のものより発火の危険性が高まります。

 

(出典:劣化した油脂等の酸化発熱に関する検証

消防技術安全所報51号)

 

油絵のオイル(乾性油)の捨て方その1:新聞紙に浸み込ませる

油絵 オイル 捨て方 油絵 オイル 捨て方

では実際どのような捨て方をすれば良いのでしょうか。

まず新聞紙を使う捨て方です。

ビニール袋に新聞紙をくしゃくしゃにして入れ、

それにオイルを浸み込ませて上から水をかけて

口を縛って燃えるゴミに出します。

ペインティングオイルもこの捨て方で良いです。

なるべく空気をシャットアウトするように

きつく縛るほうが良いと思います。

乾性油の捨て方その2:トイレットペーパー・紙おむつ・タオルを使う

油絵 オイル 捨て方

トイレットペーパーや紙おむつに吸わせるという捨て方もあります。

大人用紙おむつは結構沢山吸ってくれます。

またタオルに吸わせるという捨て方もあります。

これもポリ袋に入れ水をかけて空気をシャットアウト

するようにきつく縛って燃えるゴミに出します。

 

油絵のオイル(乾性油)の捨て方その2:天ぷら油と同じ捨て方をする

乾性油(リンシードオイルやポピーオイル)は植物性のオイルなので

基本天ぷら油の処理の仕方と同様で良いということになります。

ペインティングオイルもこの捨て方で大丈夫です。

こういったものに吸わせたり固めたりして

燃えるゴミとして処分することができます。

 

油絵のオイル(乾性油)の捨て方その3:画材店の処理用パッケージを使う

また画材店には油絵オイル処分用パッケージが売ってますので

それに入れて捨てるという方法がベストではあります。

が私は使ったことはありません・汗・笑・

油絵のオイル(乾性油)の捨て方注意点

要するにオイルの捨て方の注意点は

温度に注意

空気に触れさせない

紫外線に触れさせない

ということですね。

 

具体的には

燃えるゴミとして出したあと焼却炉に着くまでに

発火しないようにする、ということです。

 

一応パッケージに入れたものは紫外線にあたることは

ないかと思いますがビニール袋に入れたものは

水をかけて温度が上がり過ぎないように(勿論発火しないように)

、空気に触れて酸化が進むことがないように、、ということですね。

 

そして出来れば気温の高い夏場は避けたほうが良い

ということになります。

油絵のオイルを浸み込ませた布やキッチンペーパーなどの捨て方注意点

油絵 オイル 捨て方

1枚ならそのまま捨てても殆ど問題ないのですが

大量に積み重ねて捨てる、などというときは注意が必要です。

 

私は長年油絵を描いてきて今まで特に

それが発火したことはなかったですが

何故かというと数が少なかったからではないかと思います。

 

これが大量に重ねられてゴミ箱に押し固められると

オイルが酸化するときに出る熱がこもり自然発火に

繋がります。

 

なので油絵のオイルの捨て方として重要なことは

・オイルを浸み込ませた布などを一度に大量に捨てない

・大量に捨てるときはビニール袋に入れて水を加え

酸化しないように、発火しないように、

温度が上がりすぎないようにしておく、ということです。

油壺の掃除の仕方

油壺はに残ったオイルは濁ってなければまた

瓶に戻して良いと思います。

濁っている場合は新聞紙やキッチンペーパー、

古布などに浸み込ませて燃えるゴミに出します。

その時の注意点は前述したとおりです。

 

油壺は使用後は常にブラシクリーナーかペトロールで

拭いておきます。

乾性油は空気に触れるとゼリー状に固まってきますので

蓋が空かなくなったり油壺にゼリー状のものが

付着して後の制作に影響を及ぼします。

 

油壺は乾性油用と揮発性油用と2種類あると良いですね。

そしてできれば筒型のほうが掃除がしやすい、

余った油を瓶に戻しやすいという点で使いやすいですね。

 

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油絵のオイル:揮発性油の捨て方

油絵のオイル(揮発性油):テレピンの捨て方

テレピンは乾性油ではありませんが捨て方としては

基本乾性油に準ずると思います。

袋や牛乳パックに新聞紙をくしゃくしゃにして入れ、

それに浸み込ませ、水をかけて封をして

燃えるゴミに出します。

但し揮発性油ですので

焼却炉に着くまでに高温になりすぎないように

これも出来れば夏場は避けたほうが良いと思います。

油絵のオイル(揮発性油):ペトロールの捨て方

油絵 オイル 捨て方

ペトロールは石油から精製されたものなので

灯油の捨て方に準ずるということになります。

安易に庭や川などに捨ててしまうと不法投棄となり

罰則の対象となっていますので正しい捨て方をすることが大事です。

 

またすぐに処分しない場合は発熱・発火防止のため

蓋のできる金属缶に入れて保管しておきます。

大量に処分するときの捨て方

ガソリンスタンドに持ち込んで処分してもらうことが可能かと

思います。

但しすべてのガソリンスタンドで引き取りをしているわけではなく

廃油処理が可能なサービスステーションが決まっているため、

持ち込む前に問い合わせをすることをおすすめします。

セルフのガソリンスタンドは灯油の持ち込みができない

ところが多いので注意しましょう。

 

また不用品回収業者に引き取ってもらうことも可能です。

但し石油製品は危険物に該当するので全ての不用品

回収業者が対応しているわけではありません。

これも事前の問い合わせが必要です。

 

少量を処分するときの捨て方

ペトロールは石油製品ですので基本布や新聞紙に吸わせて

燃えるゴミにだすのは基本NGです。

 

但し50~100ccくらいの少量であれば自治体によって

燃えるゴミとして捨ててよい、というところもあります。

(Gas Oneサイトより引用)

この場合は新聞紙に吸わせ水をかけて

高温になりすぎないように、また夏場は避けるようにします。

掃除に使う

油性の汚れはオイルで取る、という基本があります。

少量の揮発性オイルを柔らかい布に浸み込ませ

電気製品やスイッチ類、リモコンなどを拭くと

クリーナーの役目をしてきれいになります。

 

ペトロールは灯油と同じ石油製品ですので

同じように使えます。

 

但し火の気の近くではやらないでください。

またコンセント近くでもやらないでください。

 

拭いたあとは出来ればから拭きをしておきます。

 

油絵のオイル:ブラシクリーナーの捨て方

ブラシクリーナーも灯油と同じ石油製品ですから基本

灯油の捨て方に準ずると思います。

大量に処分するときの捨て方

ガソリンスタンドに問い合わせをして引き取って

もらえるところを探します。

常温で

・土に埋めない

・下水や川に流さない

これ以外にも地域自治体ごとに決まりがある可能性もあるため

必ず確認しておきましょう。

 

少量を処分するときの捨て方

新聞紙、トイレットペーパー、紙おむつ、タオルなどに

吸わせ、ビニール袋に入れて水をかけ、口を縛って

燃えるゴミに出します。

 

処理場に行くまでの間に高温になりすぎないように

出来れば夏場は避けるようにします。

 

・凝固剤で固めない:

常温のブラシクリーナーに凝固剤を混ぜても

そもそも固まらないです。

掃除に使う

ペトロールのところで書いたことと同じで

ブラシクリーナーは石油からできていますから

油汚れを落とすクリーナーの役目を果たします。

 

空気中には若干のオイル成分が含まれていると

言われています。

私は小さな瓶に入れていつもこれであちこちの

油汚れを拭き取っています。

 

勿論火の気のないところでやってください。

拭いたあとはカラ拭きしておくことをお勧めします。

 

油絵用筆洗器の掃除の仕方

油絵 オイル 捨て方

油絵用筆洗器は下のほうに油絵具が溜まって上には

きれいなブラシクリーナーが残っていくという

仕組みになっています。

 

長い間筆洗器を使っていると下のほうに大量の

油絵具が溜まってきて上のほうにも影響がでてきますので

時々掃除をすることが大切です。

油絵 オイル 捨て方

<掃除手順>

①上のきれいなクリーナーを別の容器に移す

②下に溜まった絵の具を新聞紙やタオル、

キッチンペーパーの上にかきだす

油絵 オイル 捨て方

③新聞紙を丸めてビニール袋に入れ、

水を描けて燃えるゴミにだす

 

油絵のオイル:絵の具の捨て方

やむをえず絵の具を捨てなければいけないことも

あるかと思います。

この場合発熱することがありますので

中身をポリ袋に絞りだし、上から水を描けて封をし

「燃えるゴミ」に出します。

 

金属のチューブは不燃物

キャップは燃えるゴミ にだします。

 

まとめ

・油絵のオイルの捨て方で一番大事なことは水に流さないということ

・油絵のオイルの捨て方は基本自治体の食用油の捨て方ルールに従う

・乾性油やペインティングオイルの捨て方の基本は

新聞紙、キッチンペーパー、トイレットペーパー、タオル、紙おむつなどに

吸わせポリ袋に入れ水をかけて空気を遮断するように封をして

燃えるゴミにだす

もしくは天ぷら油の捨て方に準ずる。

固めて捨てることも可能。

・揮発性油(ペトロール)の捨て方

ペトロールは石油製品なので基本灯油の捨て方に準ずるが

少量であれば新聞紙などに吸わせてポリ袋に入れ水をかけて

燃えるゴミに出しても良いがなるべく夏場は避ける。

固めることはできない。

少量古布につけて掃除に使うこともできる。

・ブラシクリーナーの捨て方

これも石油製品なので灯油の捨て方に準ずる。

少量であれば新聞紙に吸わせてポリ袋に入れ、

水をかけて封をして燃えるゴミにだすが

なるべく夏場は避ける。

少量古布につけて掃除に使うこともできる。

 

でした。

以上参考になれば幸いです。

 

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